令和8年度地方労働行政運営方針のポイント(2026/6/10)
地方労働行政運営方針とは、厚生労働省が労働行政における重点課題への対応方針をまとめたものです。今年度の企業向け施策の主なポイントは、以下です。
◆賃上げに向けた支援・非正規労働者の処遇改善等に関する支援
賃上げに取り組む企業への支援として、賃上げ支援助成金パッケージの周知や価格転嫁・取引適正化の徹底を図ります。
非正規労働者の処遇改善等に取り組む事業主を支援するキャリアアップ助成金の各コースの周知等を実施します。
◆労働移動の円滑化
賃金上昇を伴う中途採用者の雇用拡大を図る事業主への支援として、早期再就職支援等助成金(中途採用拡大コース)の周知等に取り組みます。
◆人手不足対策
全ハローワークで医療・介護・保育分野の事業所へのアウトリーチによる求人充足支援に取り組み、雇用管理指導援助も含めた支援を実施します。
◆多様な人材の活躍促進
70歳までの就業機会確保等に向けた環境整備や高齢者の処遇改善を行う企業への支援として、65歳超雇用推進助成金の周知等に取り組みます。
◆女性活躍推進・ハラスメント対策
4月から義務化された男女間賃金差異・女性管理職比率の情報公表の周知等に取り組みます。
ハラスメント防止措置を講じていない事業主への厳正な指導の実施等により、法の履行確保を図ります。
◆仕事と育児・介護の両立支援等
両立支援等助成金の活用を推進し、仕事と育児・介護の両立ができる職場環境整備を図ります。
◆安全で健康に働くことができる環境づくり
長時間労働の抑制や、労働者が安全で健康に働くことができる環境の整備等に取り組みます。
【参考】
令和8年度地方労働行政運営方針について